一般社団法人

        日本動物飼育協会

         JAPAN  ANIMAL BREEDING  ASSOCIATION

2023年度

家庭動物飼育検定

爬虫類・両生類飼育部門 受験案内

 

動物を飼育するうえで必要なものは、動物の“正常値”を把握できる“キャパシティ(力量)”と、動物を安心・安全に飼育できる“スキル(技量)”です。また、動物の命を預かるため、異変に直ぐに気付けるような“観察眼”も必要となります。一方、動物の行動や生態を理解し、動物の福祉と健康を考慮した環境・展示づくりや、来園者を対象にしたサービスマインド(接待)・ホスピタリティ(接客)も、飼育係員に必要な要素となります。

当協会では動物飼育に関心を持つ方々や飼育管理を担う現場スタッフを対象に、知識の向上や観察眼のスキルアップなどを目的とし、「家庭動物飼育検定」の認定制度を設置しています。

Ⅰ.受験について

 

●認定機関

一般社団法人 日本動物飼育協会

 

●取得資格名

家庭動物飼育検定 爬虫類・両生類飼育部門 取得

 

●試験概要

「家庭動物飼育検定 爬虫類・両生類飼育部門」の問題集から出題

 

●受験資格

爬虫類・両生類の飼育に興味のある者

 

●試験日時・受付期間

 

 第1回                                                                第2回

受付期間 2023年 6月5日(月)― 6月30日(金)   受付期間 2023年 11月6日(月)― 11月30日(金)

試験日時 2023年 9月1日(金)― 9月29日(金)   試験日時 2024年   2月1日(木)―   2月29日(木)

 

試験日時は、上記の期間より学校側で1日を指定してください。また、試験時間は60分であり、開始時間は学校側で定めてください。さらに、試験日次決定後、やむを得ない事情のため試験日の変更を希望する場合は、事務局にご相談ください。

 

●受験手数料

2,200円

※受験料の振込手数料、試験終了後の試験用紙郵送料は当協会でご負担いたします。

 

●試験内容

学科試験:受験手続き完了後、家庭動物飼育検定爬虫類・両生類部門の問題集を配布。問題集の各動物(下記)より出題します。

  カメ、ヘビ、トカゲ、ヤモリ、サンショウウオ、

  カエル

 

●受験地

・認定校での実施

試験実施に関わる業務(試験監督など)は認定校で実施。

※自校の在校生または卒業生が、自校の教室を使用して試験実施することができます。ただし、厳正に試験を実施できることが必要条件となります。

 

● 注意事項

①試験問題は紛失や盗難のないよう保管してください。

②一旦納入された受験手数料は、理由の如何にかかわらず返金しないものとします。また、受験できなかった場合も代替処置は実施しないものとします。

③受験願書に不正が認められた場合、または合格発表後に不正が判明した場合は無効とします。

 

 

 

協会ホームページの「家庭動物飼育検定爬虫類・両生類部門」をクリックし、「検定試験申込書」に必要事項を記入の上、送信してください。後日、「受験者名簿」、「認定校申請書」、「検定試験申請書」を郵送します。協会に「受験者名簿」及び「認定校申請書」、「検定試験申請書」が届き、受験手数料の入金が確認でき次第、受験人数分の問題集等を郵送いたします。

※一度、認定校の申請を受けた学校に関しましては、再度申請は必要ありません。

 

Ⅱ.申込手続き

Ⅲ.試験終了後の手順

●解答用紙の返送

   「解答用紙」は、試験実施日の翌日24時までに返送してください。

●結果通知

   試験終了後2週間以内に各学校の担当者に、郵送で連絡します。後日、認定書を交付いたします。

●登録

   合格者は、一般社団法人日本動物飼育協会に登録します。

Ⅳ.受験手数料の振込先

埼玉りそな銀行 入間支店 店番 497

口座番号 4606164

口座名義 一般社団法人 日本動物飼育協会

Ⅴ.試験問題(例題)

 

下記の問題を読み、語群より語句を選び、記号を(  )

に記入せよ。

 

 

例1 カメ目の最大の特徴は(①)を持つことで、背中側を(②)、腹側を(③)と呼ぶ。骨からなる(④)とそれを覆う(⑤)の2層構造となっている。

 

解答 ア.背骨 イ.上甲 ウ.骨甲板 エ.甲 オ.背甲

   カ.腹甲 キ.下甲 ク.腹甲板 ケ.甲板

コ.腹板

 

 

例2 有鱗目トカゲ亜目に分類され、(①)を含む。トカゲ亜目は更に(②)、()、()、()などに分けられている。

 

解答 ア.イグアナ上目 イ.イグアナ下目

ウ.約5,000種 エ.ヤモリ上目 オ.約2,000種 カ.トカゲ下目 キ.オオトカゲ上目 ク.ヤモリ下目 ケ.トカゲ上目 コ.オオトカゲ下目

 

 

例3 特徴として挙げられるのは(①)を持たないということである。その他には(②)、(③)を持たない、(④)を持たない等が挙げられるが、最大の特徴でありトカゲ亜目とヘビ亜目を隔てるものは、(⑤)が左右に分かれているという部分である。

 

解答 ア.下顎 イ.外耳 ウ.上顎 エ.目 オ.まぶた

   カ.鼓膜 キ.鼻 ク.四肢 ケ.舌 コ.歯

 

 

例4 ヒョウモントカゲモドキは、非常に人気が高い(①)の(②)である。(③)に分布する。全長(④)前後で(⑤)と呼ばれることも多い。

解答 ア.ヤモリ イ.樹上棲 ウ.南米 エ.地上棲 オ.50㎝ カ.レオパ キ.イモリ ク.25cm

ケ.ライノ コ.中近東

 

 

例5 カエルは、幼体から成体になる過程で(①)する生物である。幼体の頃は(②)呼吸であるが、成体になると(③)呼吸、(④)呼吸となる。また主な活動場所が(⑤)になる。

 

解答 ア.進化 イ.エラ ウ.皮膚 エ.陸 オ.変態 カ.口 キ.肛門 ク.肺 ケ.樹上 コ.水

 

 

例6 サンショウウオは両生類の(①有尾目)に分類されその中には(②イモリ)もいる。サンショウウオの仲間は世界中で約(③)種、日本では約(④)種生息している。ほとんどが北半球の(⑤温帯)地方に生息している。

 

解答 ア.イモリ イ.無尾目 ウ.10 エ.有尾目

オ.ヤモリ カ.100 キ.20 ク.200

ケ.低帯 コ.温帯

 

 

例7 爬虫類としては(代謝)が高く、(食餌量)、(排泄量)とも多い。このため衛生管理面からは、あまり複雑にレイアウトすることは勧められない。これは、(すき間に挟まる)などの事故の予防でもある。また、メンテナンスの面から(底砂)は敷かない方が良い。

 

解答 ア.食餌量 イ.キッチンペーパー ウ.体温

エ.底砂 オ.体積 カ.代謝 キ.水分量

ク.排泄量 ケ.見づらく コ.隙間に挟まる

 

 

例8 爬虫類の飼育にあたって非常に重要な要素の1つは(①)である。(②)動物であり、周囲の(③)により体温が(④)するため適切な環境を維持することが大切となる。この時に重要なことは(⑤)の設置である。

 

解答 ア.温度管理 イ.外温性 ウ.温度 エ.変動

オ.最高最低温度計 カ.湿度管理 キ.恒温性

ク.一定 ケ.湿度 コ.湿度計

 

 

家庭動物飼育管理士認定校

受付期間 2023年 6月5日(月)― 6月30日(金)